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2025年の省エネリフォーム補助金

こんにちは、リフォーム担当の池田です。
これを書いているのがもう12月半ばを過ぎ、日中に雪がちらつく天気になりました。
年内のお引渡しの仕事は最終盤に突入しています。
今年もカーポートの工事が秋口から急増し、年内に役所の検査が受けられず、年を越す物件が多そうです。そして、今シーズンは大雪になるとの予想があり、年明けの仕事始めが順調にスタートを切れるか心配です。
令和6年の補正予算が12月17日に参議院で可決され、無事成立しました。これにより、令和7年度も省エネリフォームへの補助金が出ることが決まりました。「住宅省エネキャンペーン2024」と同じように国交省・経済産業省・環境省の3省合同による補助事業が令和7年に新たに始まるようです。
国交省は「子育てグリーン住宅支援事業」を創設し、新たな枠組みで補助金が交付されます。
経済産業省は令和6年と同じように「高効率の給湯器への設置」に対して補助金が交付されます。
そして、環境省も令和6年と同じように「開口部の省エネリフォーム」に対して補助金が交付されます。
詳細は今のところ未定ですが、各省のホームページに事業概要がありますので、興味ある方は参考にしてください。
子育てグリーン住宅支援事業(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001845823.pdf
3省連携概要(国交省・経産省・環境省)
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001845830.pdf
HP内でも「子育てグリーン住宅支援事業」についてわかりやすくご紹介しております。
https://www.chumoku-house.jp/news/241206-news-viewing/
そして、令和7年4月に改正建築基準法が施行されます。
今まで長い間、特例4号により木造の2階建は構造計算や中間検査無しで確認申請や完了検査を受けることが可能でしたが、省エネ住宅義務化に伴う建築物の耐震性強化の影響で木造の2階建ても構造計算や中間検査が必要となります。新築だけでなく確認申請の必要な大規模改修は今までの仕事のやり方では立ち行かない場面も出てくると思いますが、順応していきたいです。
2025改正建築基準法
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/r4kaisei_kijunhou0001.html
【改正建築基準法のイメージ】
慌ただしい年末年始、どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
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