上品な印象のトーンオントーン
2021.04.02皆さまこんにちは、コーディネーターの蓑輪です(❀ᵕ̤ᴗᵕ̤)
桜も満開となり、あらゆるところで華やかな春の訪れを感じる今日でございます✿
弊社では今週の土曜日、日曜日に高岡市鐘紡町におきましてT様邸の完成内覧会を開催いたします。
趣味を楽しむスペースのあるインナーガレージを設けたり、ペットと楽しく過ごす工夫も取り入れたりと、遊び心も感じられる設計となっております。
そんなT様邸のインテリアコーディネートですが、コンセプトは「シンプルで上品かつナチュラルな空間」です。
インテリアに限った話ではなくデザイン全てに通じることですが、「色」というのは印象を大きく左右する重要な要素だと思っております。
インテリアのカラーコーディネートの1つに、アクセントとして他のカラーよりも際立つ高彩度色を取り入れる手法があります。
アクセント色は他の色を引き立てたり、空間にメリハリをつくる大切なカラーです。
しかし、彩度が高い色となるとどうしても派手な印象もあるため、少し抵抗を感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。(自分もそんなタイプです。)
そんな方におすすめしたいカラーコーディネートとして、同じ色相でまとめる同一色相配色「トーンオントーン」配色があります。
「トーンオントーン」とは「トーンを重ねる」という意味です。
トーンは明度と彩度を組み合わせた色の概念のことで、この配色は同じ色相(色み)でまとめてトーン(明度と彩度)で変化をつけるというものです。
いわゆる同系色の配色です。
下の画像でいうと、真ん中の配色がそうです。
色み(色相)さえ同じなら組み合わせる明暗や彩度(トーン)は異なっていてもいいため、そこの違いで強弱をつけてあげればちゃんとメリハリの利いた空間をつくれます。
もちろん鮮やかな色をアクセントとして持ってきてもいいわけですが、同系色なため強い印象は和らぎます。
そのため、インテリアとしては上品な印象をつくりやすい配色です。
また、この「トーンオントーン」配色は色相がまとまっている分、用いる色が持つイメージが前面に出やすい配色になります。
T様邸のお家では、まさに上の画像のような茶系の濃淡でまとめるコーディネートといたしました。
茶色は土や木、大地といった自然を連想させるお色ですので、穏やかで落ち着きのあるコーディネートとなっております。
続きの写真はまた次回載せたいと思います✿
完全予約制の内覧会となっておりますので、気になる方はぜひイベントお申込みフォームからご予約をお願いいたします(❀ᵕ̤ᴗᵕ̤)
「趣味を楽しむインナーガレージのある家」完成内覧会の情報はこちらから。