blog ブログ

住宅の耐震診断の助成について。

行政の年度替わりに伴って支援制度の拡充や変更が発表されています。

 

新築住宅の耐震については耐震等級と言う物差しがあるので。お施主様にもわかりやすく一目瞭然なのですが今回か既存住宅の耐震についてのお話です。

 

現在お住まいの住宅が地震に耐えれるのか?と疑問に思ってる、心配している方がおられるでしょう。一つの目安は昭和56年6月1日に施行された新耐震基準です。昭和53年に起きた宮城沖地震で多くの建物が倒壊したことが法改正の要因です。56年以降の物件は震度6~7でも倒壊しないという厳しい基準で建築されているのまずは安心でしょう。(※安心と書きましたが熊本地震のような予見もなく大きな地震があるのであくまでも目安です)

 

では現在お住まいの住宅が56年以前の住宅だったらどうなのか? 一つ言えるのは、診断すると「倒壊の可能性あり」と診断されるケースが多々あるということです。

 

倒壊するのか?自宅は大丈夫か?と気になるお客様にはいいご提案があります。まずは富山県の支援制度を利用して耐震診断を行うことです。昭和56年5月31日以前に建築された軸組工法で建築された一戸建住宅が対象となりますが、自己負担額が住宅規模に応じて2,000円から6,000円で耐震診断を行うことができます。窓口は富山県建築士事務所協会ですが弊社も協会員ですのでお気軽のご相談いただければご対応させていただきます。耐震診断により耐震改修工事が必要な場合は経費の5分の4を補助し1戸あたり100万円まで補助対象となります。平成18年度までは60万円が上限でしたが今年度は40万円プラスと手厚くなっております。改修方法や見積もりなども弊社にてご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。

 

富山県は比較的に災害が少ない県なので対策や意識が希薄と感じられます。日本各地で想定外の地震が発生している現在、今一度お住まいの状態を確認していただければと思います。56年以前の住宅にお住まいの方はすぐに行動を、まずはチューモクまでご相談ください。

 

営業 鈴木

 

※昭和56年6月1日施行ですので6月1日以降に確認申請が下りた住宅が新耐震です。56年度中に建築、入居された住宅でも確認申請の日付が6月1日以前だと旧耐震となります。