皆様 こんにちは。 工事課の角尾です。
先日からの能登豪雨災害のニュースを聞いて、胸が締めつけられています。
というのは、自分は 4月から4カ月程、輪島市での復興仮設住宅の建設に携わってきました。
ニュースから流れる映像の中には、見覚えのある建物や道路も見受けられました。
お昼弁当を買いに行っていたスーパーの浸水被害にもショックを受けました。
復興仮設住宅の建設中に 地元の方と話しをする機会がありました。
地震発生後 約1週間、建設場所辺りの集落は孤立したそうです。その中で 住民たちは、けが人は自分たちで看病し、食事は各家庭のおせち料理を持ち寄り、半壊した住宅の住人はビニールハウスで生活し、助けあって危機を乗り越えたそうです。
本当に大変な思いをされてきたのだと思いました。
この話をしていた頃は 建設中の仮設住宅が完成間際の時期で、ここの地区の復興の第一歩だと 住人の皆様が喜んでいた顔が忘れられません。
最近は、地域のつながりや近所づきあい等が煩わしいと思う方もたくさんいると思いますが、有事の際に備え、地域コミュニティはとても重要だと改めて感じました。
住宅に関しては、耐震性能も向上して 倒壊の恐れは少なくなってきました。
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しかし、「停電」や「断水」が起こる可能性はあります。
そんな時は、そばにいる住民の方々と助け合いが大切だと思います。
また 住宅を新築する際は、「停電」や「断水」に備え、『蓄電池システム』『貯水タンクシステム』の設置も選択肢の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか?
現在の土地で改築をする方、新しい土地で新築工事をする方、いろいろな状況はあるかと思いますが、近所づきあいを見つめ直すことも大切なことなのではないかと、個人的には強く感じています。
能登豪雨での被害がこれ以上増えない事を祈るばかりです。