照明計画
2016.09.08こんにちは、コーディネーターの増田です。
今日は、パナソニックさんの照明研修会に参加させて頂きました。
コーディネーターとして私自身一番難しく、且つ一番おもしろく、且つ一番大切だなと日々実感しているのが
『照明計画』です。
LEDが当たり前の時代になり、住宅に取り付ける照明の形も天井付けの丸い照明器具から、、、、ダウンライトが主流となってきました。
丸い照明器具なら、6帖用のを一つドカーンっと、8帖用のをドカーンっとでよかったのですが、
ダウンライトになると何個をどのように配置するかでまったく部屋の雰囲気が変わってきます。
また、LEDとなり、器具自体もコンパクトとなり、ブラケットやペンダントなど様々なデザインのものが増えました。
どのデザインをチョイスするかでお部屋の雰囲気が変わるので、照明計画はとても重要になってきます。
今日の研修では、『インテリアデザインと光のデザイン』がテーマでした。
インテリアデザインとは、お部屋のテーマに合った照明器具のデザインをチョイスすること、
例えば、左上の写真のように、『フレンチシック』の雰囲気であれば、欧米の地方民家の生活をイメージした手作り感のある女性的なデザインのシャンデリアを選ぶとより雰囲気にマッチします。
左下の写真のように『ヴィンテージ』の雰囲気であれば、懐かしさをまとったようなレトロな照明器具を選ぶとよりそこに置かれる家具も引き立ちます。
光のデザインとは、
左上の写真であれば、『フレンチシック』なので基本的に『昼景』のイメージ。やわらかい明かりで小さな光の点を散りばめるとより情緒的な雰囲気になります。
左下の写真であれば、『ヴィンテージ』なので、光を広げすぎず、こもり感を演出し、大切なコレクションを照らすとより雰囲気がよくなります。
このように照明計画で、ガラっと雰囲気が変わりますので、LEDになって、よりいろんな使い方が可能になったからこそ照明にもこだわって家づくりを楽しみたいですね。
最近では、ダイングテーブルの照明器具ペンダントをお客様ご自身で、
雑貨屋や、家具屋で気に入ったものを選んでこられる方も多くいらっしゃいます。
照明計画にも注目して家づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。