こんにちは、設計積算課 プランナーの中田です(^_^)
この頃、設計をしていて「トイレやお風呂に窓がいらない…」と要望される方が増えてきています。
理由は、
アパートで暮らしたことのある方は、窓がないことに慣れてしまっていたり…
換気扇やLEDの照明がついていたり…
でも一番の理由は、
トイレやお風呂はプライベート性が高いからと思われます。
外から見た時に シルエットが見えることが、心配で落ち着かないからではないでしょうか?
そもそも、トイレやお風呂の窓は、「換気」や「採光」のためといった理由で設置する方が多いでしょう。
しかし、「窓を開けると換気効率が上がる」と思っておられる方、実は 窓や扉を密閉させて換気扇を回した方が、換気効率が上がるんです‼
デザイン性の面でも、窓がないトイレやお風呂は、生活感がなく、落ち着いた 統一感のあるホテルのような空間になります✨
設計の段階で、窓が必要かどうか…お客様のほうでも考えて、ご要望のひとつとして伝えていただけると、プランの幅も広がります。
窓が必要な場合は、必ず外部側に配置しなければダメですが、不要な場合は、トイレやお風呂を建物の内部に配置ができます。
「光を採り入れたいから窓は欲しい」けど「シルエットが見えるのは嫌」という方、ガラスの種類を変えるという手もあります。
トイレやお風呂の窓は、通常 カタガラスを採用していますが、オプションとなりますが、スリガラスという選択もあります。
小さな窓でしたら、数千円の差額で変更ができます。
水廻りの窓だけでなく、最近は LDKの窓の考え方も様々。
プライベート重視、断熱性考慮、インドア派、虫の侵入防ぎたい、等々の理由から
「窓は必要最低限でいい」
といったような要望も増えてきております。
昔は天井まで、幅も2間なんて大きな窓の家は多くありました。最近は、樹脂サッシでLow-Eガラスの場合は、高さは2.2m、幅は1.5間が最大サイズです。
窓が小さいと
「断熱性が良くなり、冷暖房効率も上がる」
「家具や家電の配置がしやすい」
「隣地に近接している場合、プライバシーを守ることができる」
等のメリットがあります。
ただ、居室の場合は、建築基準法により必要な採光面積を確保する必要がありますので、一定の自然採光が得られるような大きさの窓を設けなければなりません。
また、自然豊かな富山県🌳
「気持ちの良い景色を見ながら過ごしたい」
「庭とのつながりを大切にしたい」
「暖かな光をたくさん採り入れたい」
といったご要望も多くあります。
窓の考え方が多様化してきて、面白いと感じています。
そんな、お客様の様々なご要望に応え、私たちプランナーは、あらゆるご提案をさせていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください。