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富山の気候に合った家づくり

皆様こんにちは。営業課の雄川です。
早いもので今年も5ヶ月が経過し、6月「水無月」に入りました。
6月と言えば、うっとおしい梅雨を思い浮かべますが…
なぜか水無月と暦では呼ばれていますね?
調べてみますと、この「無」は「無し」という意味ではなく、「の」という意味合いらしく、10月の神無月、すなわち「神の月」と同じ使い方をしているようです。
要するに、水無月は「水の月」と解釈でき、やはり太古から雨がたくさん降り、湿度の高くなる季節には違いないようです。
ここ近年は、この梅雨のイメージも地球温暖化の影響で梅雨入り宣言がないまま梅雨明けがあったり、いきなり真夏になったり戸惑う季節かと言えます。
私の家は、幸い風通しが良い昔ながらのボロ家部分と、27年前に増築した部分の2種に分かれておりますが、どちらも現在の標準仕様からはほど遠い仕様になっております。しかし、なぜかエアコンはあまり使わない家なのです。
その理由は、家の近くに川があり、年中川風が入る田舎の立地にあります。梅雨時期も灼熱の35度の時も2階のリビングや寝室でエアコンを使うのはせいぜい1時間程度。それもごくたまになので、自然風に驚くしかありません。
ただ、これは特殊な環境での事例であり、近年の高温化にはそれ相応の仕様を備えた住宅が必要なのは間違いありません。
われわれ住宅に携わる人間は、日々気候風土に適した仕様を意識して、自然との共存を守る北陸を知り尽くした住宅業を研究しなければと、改めて思う水無月です。
(チューモクの家づくりについてはこちらをご覧ください。)
そんな水無月を地元祭りで楽しもうと考えている、営業の雄川からのお話でした(笑)