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クロス選びのお手伝い2 ~アクセントカラー~

こんにちは、コーディネーターの谷口です。

先日大寒を向かえましたが、比較的温かな日が続いており、
うれしくもありますが、まだまだ寒さも雪も油断ができませんね。

さて、今回は「クロス選びのお手伝い」第2弾、アクセントクロスについてご紹介いたします。
▶ベースカラー編 【グレー】【ベージュ】【グレージュ】クロスのご紹介はこちら↓
「クロス選びのお手伝い ~ベースカラー~」
クロス選びにおいて、アクセントクロスは必須項目ではありません。
しかし、目指すインテリアスタイルにぐっと近づけてくれたり、お部屋の中で視線を集めるポイントを定めてくれたりする、まさにお家に彩りを添えてくれる存在なのです。

どこにアクセントを入れるか、どの色の組み合わせが似合うか…
チューモクの家の施工事例から、アクセントクロスの傾向を調査!
採用数が多かった7つのカラーを解説いたします。
1.使いやすさとおしゃれさを兼ね備えた【グレー】
ベースクロス編でもご紹介しましたが、派手過ぎず、それでいて多彩なグレーはアクセントとしても人気です。
単色のシンプルなものは周りの空間に溶け込む上品な仕上がりになるので、お部屋を選ばずおすすめできます。コンクリート柄や凹凸感のあるものは、テレビ背面や寝室の一面などに取り入れることで、目を惹くアクセントになってくれます。
キッチンなどの設備の扉やタイルの色柄と合わせれば、より一体感のある空間になりますし、木材と組み合わせたナチュラルモダンスタイルや合わせる照明器具によっても、ホテルライクにもカジュアルな雰囲気にもできて、部屋によって異なるインテリアスタイルを選んでもお家全体のコーディネートがまとまる万能カラーと言えますね。
●おすすめの場所:TV背面、キッチン周り、寝室、書斎、和室、トイレ、収納部屋








2.スタイリッシュに引き締まる【ブラック】
住宅のクロスに真っ黒、あるいは黒に近いグレーを取り入れることは、奇抜な印象や抵抗感を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、LDKキッチン周りで近年人気の黒色の設備や家電と合わせれば、スタイリッシュな格好良さや高級感を高めてくれますし、黒は石や漆塗りにも通ずる色なので、和の空間との相性も良いです。柔らかさの残るグレーに比べ、キリリと空間が引き締まるので、集中したい場所やより落ち着きが欲しい書斎趣味部屋寝室のアクセントとしてもおすすめのカラーです。
●おすすめの場所:TV背面、キッチン周り、寝室、書斎、趣味部屋、トイレ、収納部屋
3.落ち着きとユニセックスな魅力【ネイビーブルー】
ネイビーブルー、紺色など、深みのある暗い青色のアクセントクロスは、ウォールナット系のダークな木材との組み合わせが人気で、寝室書斎に取り入れれば、色の相乗効果もあり集中力が高まる落ち着いた空間になります。造作本棚やワークカウンターの背面など、小スペースでも映えるカラーなので、インテリアは同系色でまとめるのも素敵ですし、取っ手や家具の脚にアイアンを取り入れたヴィンテージスタイルもお洒落に決まります。
オークやタモなどの明るい木材と組み合わせれば、定番の北欧インテリアとも相性が良く、シンプルで大人っぽく仕上がるので、性別を問わずおすすめできるアクセントカラーです。
●おすすめの場所:寝室、書斎、子供部屋、TV背面、トイレ
4.爽やかな風を吹き込む【ペールブルー&グリーン】
澄んだ淡い色が特徴のペールトーンの中でも、採用数が多かったのがブルーとグリーンです。
爽やかな色合いは、曇りが多い富山の生活で、家の中では明るい気持ちで過ごしたいという方にもおすすめ。清潔感のある色なので、洗面脱衣室やトイレなどの水回りと相性抜群です。
また、子供部屋や、窓がないことが多く暗い印象になりがちな収納内部にも多く採用されています。
●おすすめの場所:洗面脱衣室、ユーティリティー、トイレ、子供部屋、寝室、収納部屋
5.温かな癒し空間【ブラウン】
先程ご紹介した「落ち着いた空間」を演出できる色、グレー・黒・ネイビーブルーに対し、落ち着きに加えて温かさを感じるのが茶色のアクセントです。グレーよりもさらに柔らかな色合いでお部屋に馴染むので、塗りや織り目などの模様がしっかりあるクロスを選んでも うるさくなりにくく、寝室に採用すればほっこりする癒しの空間になること間違いなしです!
どんなインテリアスタイルにも取り入れやすいので、アクセントクロスに挑戦するにはぴったり、長い目で見ても飽きにくいカラーと言えます。
●おすすめの場所:寝室、収納部屋、書斎、和室、TV背面
6.和風?個性的?おしゃれ【グリーン】
一見、個性的で難しい色のように思えますが、自然を感じる色合いは木材ととても相性が良いです。抹茶色や黄みのある緑色は、イグサの畳や塗り壁などに見られるため、和の空間によく馴染み、グレーやブラウンとはまた違った落ち着きと安らぎを与えてくれます。
一方、深緑やモスグリーンのような暗い色は、柄物やアンティーク調のインテリアが似合うレトロ感がおしゃれな空間に。淡くくすんだ緑はナチュラルでかわいらしい北欧スタイルを彩るのにもぴったりで、以外にも幅広いスタイルに合わせることができます。とはいえ、選ぶ色合いで世界観がはっきりと決まってしまう色味なので、濃色は書斎トイレなどの個室に採用するのがおすすめです。
●おすすめの場所:寝室、書斎、収納部屋、トイレ



気になる色はありましたか?

他にも豊富な色柄が揃っていますので、お好きな色、取り入れたい色、好みのインテリアスタイルなど、ぜひお聞かせください。
理想のお家を目指して、一緒にコーディネートしていきましょう‥・!