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家づくり&庭づくり~緑と共にある暮らし~

 赤や黄色に色づいた紅葉残る中、山々の山頂付近はうっすら雪化粧をし始めています。そんな季節の変わり目、日毎に寒さがつのり、冬の訪れを感じている 設計課の増田です。
 さて、今日は家づくりに関して『緑と共にある暮らし』をご紹介させていただきます。
 昨年 私自身家づくりをしましたが、その経験を踏まえて・・・
「庭を作りたいけど・・・実際どうなの🙄?」という方や、「どんな庭にしよう🤔」と迷われている方々の、何か参考になればと思います。

 私自身元々、散居村と言われるような周りが田んぼの家で育ったのもあり、いつも緑に囲まれた環境で育ちました。なので、以前に住んでいたアパート生活はとても閉鎖的で窮屈で、それだけでとてもストレスを感じていました。そんな思いもあり、「より季節を感じる暮らしがしたい!」「緑がある暮らしがしたい!」と思い、日頃管理ができそうな範囲で庭ができればいいなと家づくりを始めました。
 実際は、庭を想定しての外観、
間取りを考え建物が完成したものの、考え出すと、「庭木は何の木がいいか」とか「芝は天然か人工か」とか色々悩みだし…
庭に手をつけたのは、建物完成から
半年以上経ってからでした。思いの他自分達が庭に対してこだわりがでてきたのはビックリでした(笑)
結果・・・庭の内容はというと
玄関先一部  
シンボルツリー(アオダモ)と下草、土の部分は管理がしやすいように外構業者からの提案で、コケを張ってもらいました。草も生えにくく、水やりの際も土が流れていかないのでこの夏場の水やりはとてもしやすかったです。

中庭の一部
一部に植栽と下草。季節の移り変わりが感じられるようにこだわりのモミジを植えました。落葉樹と常緑樹を植え一年中緑を感じられるように工夫しました。
あとは、管理できそうな6帖程のスペースで天然芝を自分達で植えました。
 他は全て土間や砂利で管理しやすくし、砂利に関しては少しでも費用を抑えるため、自分達で防草シートを敷いて砂利を敷きました。
 芝は、天然か人工かで悩みましたが、これくらいなら管理できそうという広さだったので、自然を感じられる天然の芝を張ってみました。天然芝を張っている友人が周りにいたので、色々アドバイスを頂きながら管理しています。
 私達が芝を張ったのがちょうど今年の猛暑の7月末あたりで、真夏に張るものじゃないという情報もある中、庭士さんから芝は夏の間が一番の伸びる時期で元気な時だから、逆に秋になるとすぐ冬が来てしまい、根付かないということで、急遽張ることになりました。
 今年の猛暑は特に暑かったので、1日3回程水やりをしていました。おかげで、8月末頃には、青々とした芝生になってくれました。
 水やりは庭士さんに教えてもらってホースを繋ぐだけのスプリンクラーを使用しているので、そんなに手間はかからずにできました😊
実際庭づくりをしてみて・・生活は・・・
 庭づくりはとても奥が深く、庭士さんと話しをしていると植栽をどう並べるかも、本当にその方のセンスによってきます。この建物の雰囲気に合うようにとか室内から眺める目線とか、今回、庭士さんと密に話しをしながらその過程を経験できたことが、とても楽しく住宅の仕事をしている私にとって、とても貴重な経験となりました。その時間があったからこそ、家族みんなでこれから大事に庭を育てていきたいなと思っています。
 管理面でいうと、やはり芝に関しては天然芝なので夏場は伸びるのも早く、あまり放置して伸ばしてしまうと下のほうの芝に日が当たらず芝が枯れていくということもあり、やはり芝を刈る作業はタイミングをみて大事になります。 
 あとは、草もちょこちょこ生えますし、落葉樹も当たり前ですが葉っぱが落ちてきます。
 よかったのは、広さを考慮したのがよかったかなと。中庭全体でいうと10帖程なので、広すぎず狭すぎずで芝を刈るのも草むしりも無理なく今はできている感じです。
 それ以上に、一番よかったのは子供達が朝起きて緑を見てご飯を食べたり、一緒に水まきしたり、緑が揺れる姿を見て風を感じたり、庭に遊びにきた蛙を見たり、テラスでスイカを食べたり、プールをしたり、季節を感じることで会話が増えたり、緑がある豊かさを本当に肌で感じています。
 もちろん、自分達が高齢になり、管理できず、人工芝になっているかもしれませんが😓それはそれで、住まいの変化に合わせて形を変えていくのもまた家に住まうということだと思うので、今は今の自分達の求める生活を楽しみたいなと思っています。
 観葉植物など緑が家の中にあるだけでも、癒されますよね。
 皆さんも『緑と共にある暮らし』してみませんか?