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住まいの変遷

皆様 こんにちは。工事課の角尾です。
お盆が過ぎてもまだまだ暑い日が続いていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
私はアラ還の現場監督💦 30年以上住宅の施工に携わってきました。
今日までの30年以上という長い期間、時代も移り変わり ずいぶん住まいも変遷したと感じております。
私が感じている住まいの変遷 まず1点目
【窓】の今昔
昔は今ほど夏もこんなに暑くなく、またエアコンもそれほど普及していなかったので、窓を大きくしたり数を増やしたりして、自然の力を借りた風通しの良い家づくりで、暑さをしのいでいました。
社会全体が脱炭素化に向けて取り組んでいる最近、住宅においても 高断熱化や高気密化が急速に進んでいます。断熱性や気密性を向上させる手段の一つ「窓の大きさを小さくする」「窓の数を減らす」方法は、住宅建設費高騰の影響もあり 最近増えてきております。
アラ還の私は、当初ギャップを感じておりましたが、断熱性能以外にも「窓が小さくて少ない」メリットを考えてみると、今の状況は理にかなっているのかなと感じるに至りました。
メリット①
防水性の向上『室内外の温度差による結露の発生、雨漏りの可能性が減る。』
メリット②
清掃性の向上『窓が大きく多いと清掃が大変。』
メリット③
防犯性能の向上『窓が小さければ、不法侵入のリスクが減る。』
メリット④
プライバシーの確保『外部からの視線を気にせずに快適な生活を送ることができる。』
メリット⑤
虫の侵入経路の減少
このようなメリットを考慮の上、皆様の生活スタイルや立地条件に合わせて、窓の大きさや数を計画することが大切だと思います。
窓のないトイレ
窓のない浴室
私が感じている住まいの変遷 2点目
【和室】の今昔
生活スタイルの変化により、LDKを広く 充実させたいと思われる方が多く、和室が減ってきています。
これに関しても、アラ還の私、床の間や仏間がない状況についていけませんでした😣
調べてみましたら、6~7割の住宅に仏間がないそうです😱
本格的な和室が減る一方で、リビングと繋がる小上がり的な畳スペースは増えてきております。やはり、畳でごろんとしたいと思う方も多いのでしょう。
今後、更なる時代の移り変わりや生活スタイルの変化と共に、住宅も更なる変化・向上していくことでしょう。
チューモクでは、昔ながらの伝統建築を経験している大工さん、ベテランスタッフも在籍しており、十分伝統建築に対応できる一方、新しい価値観をもつ若いスタッフも在籍しており、今のトレンドの住宅ももちろん得意としております。
下欄のチューモクの施工事例をご覧ください。
https://www.chumoku-house.jp/works/gallery-230423/
https://www.chumoku-house.jp/works/gallery-0-2-49/
皆様の『自分たちらしい住宅』を実現できるよう、スタッフ一同協力させていただきますので、お気軽にご相談ください。