地域産材の活用
2019.07.16
こんにちは!営業の谷田です。
先日、木材製品部の上田(かんだ)部長に同行して南砺市の山林伐採現場を見学しました。
この時伐採した材木は加工して当社の木材倉庫に活用されます。
国や、行政も積極的に地域産材の活用ができるように
家づくりにおいても各種補助金を整備しています。
なぜ今になって地域産材の活用が進められているのでしょうか。
それは、森林も我々人間と同じで年をとるからです。
上の写真、どっちが若い健康な森林だと思いますか?
正解は右です!
若くて健康な森林は適度に管理がされており、
地面まで日光は届いて、いろんな種類の植物が生育します。
対して左の放置された森林は日光が地面まで届かず、生育できる植物が限られます。
見た感じも暗くて、より近寄りがたいです。
健康な森林は洪水を防止したり、土砂災害を防止する機能を発揮します。
日本各地で起きる異常気象による洪水や土砂災害は、
山林の放置化が進んだことも一因であるといわれています。
また、現在植生している人工林の杉やヒノキは多くが戦後に植えられた木です。
先日、南砺市で伐採していた材木も約70年の林齢でした。
材質も建築資材として申し分の無い良材です。
ちょうど今が材木を良材として伐採するベストタイミングということです!
このほかにも森林には我々人間の生活を豊かにしてくれる機能がたくさんあります。
森林の恵みを上手に活用していくために、
たくさん地域産材を使って、間接的に森林の整備を応援しましょう!!
当社でも県産材・南砺市産材の活用を進めておりますので、
ご興味のある方は是非お問い合わせください。
以上、営業の谷田でした。