設計 高倉です。

住宅を計画する際、間取りや素材選定も大切ですが照明計画もとても重要な要素です。

最近は照明器具もＬＥＤになり電球交換などのメンテナンスからも解放され、以前よりも自由度の高い照明プランを提案できるようになってきました。

また、設計側も住まい手の皆様の意識も「安く明るく」から「多少コストをかけても雰囲気の良い灯り」へと理解が深まってきていると感じています。

住宅において「雰囲気の良い灯り」とは、やはり「自然と心が安らぐ灯り」だと思います。

眩しさや映り込みを抑え、無駄なものは照らさない。

きれいな壁や天井をできるだけ意識し灯りを拡散させ全体の明るさを確保し、表に出す照明器具は気に入ったものだけ。

そんな価値観を施主様と共有し完成したお宅です。

どうでしょうか？なかには少し暗いと感じる方もいるかもしれません。

私はこれぐらいの雰囲気がとても好きです。

お宅の引渡しから約１年半。Ｎ様、ご家族の皆様お変わりありませんでしょうか。

住み慣れてきて自分の家感を感じる頃でしょうか。もう半年程で２年点検ですね。

その時には、実際に住まいしての感想をお聞かせ下さい。またお会いできる日を楽しみにしております。