『庭屋一如』
2019.10.01ジュートピア富山展示場にモデルハウス‟新・和モダンの家”がオープンしてから二年が経とうとしています。
これまで多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございます
モデルハウス‟新・和モダンの家”は『庭屋一如(ていおくいちにょ)』
をコンセプトに建築されていますが、改めてこのコンセプトにチューモク
『庭屋一如』とは・・・
「庭と建物の調和がとれて一体となるようなさま」のことです。
古来より日本には、庭を造り、暮らしの中に光や風、植物や置石を取り込むことで、より快適な空間を創る『庭屋一如』の思想がありました。
その思想は、平安時代の寝殿造りから、書院造り、数寄屋造りや京町家へと受け継がれました。
桂離宮や現代建築の京都迎賓館はその代表と言われております。
以前私は、旅先で【京都大原三千院】を訪れたことがあります。
三千院 客殿の目の前には、聚碧園という庭園が広がっています。
客殿の縁側に腰を下ろし、美しい静かな庭園を眺めていると、その景色に吸い込まれそうな感覚になり、まさに庭と建物との一体感が感じられました。
日本にはまだ多くの『庭屋一如』が体感できる伝統建築物が残って
います。
行楽の秋に、そんなスポットを訪れてみてはいかがでしょうか?
「家」と「庭」と書いて「家庭」となります。
「庭」が空間をつなぎ、家族をつなぐ。チューモク富山展示場はまさに
そんな建物になっております。
『庭屋一如』を体感できる現代の建築物、チューモク富山展示場にもぜひご来場ください。