こんにちは、設計積算課 プランナーの中田です。
今回は 生活の中心『リビング』の設計をする際に、プランナーとして考えている事をお話しさせていただきます。
家を建てる計画をされている方に、ぜひ家族で考えてみてほしいと思います。
【リビングでの暮らし方】
「どうくつろぐ?」→ソファや床に座る、横になる、横になってゴロゴロ、タタミがいい、ラグがいい
「何をする?」→スマホややTVを見る、本を読む、ゲームをする、うとうとする、家族との会話
等々、人それぞれの楽しみ方、リラックスの仕方があります。
■設計する際に問題となってくる点
「暮らす人数」→ご主人・奥様・お子様・親御様等人数に合わせて設計
「お子様の成長」→中学・高校生へと成長していくことを考慮した広さ・使い方等の設計
「家族数の変化」→将来、家族が増えたり減ったりした場合に対応する設計
■いろいろな暮らし方への対応例
「ソファでごろ寝」「リビングテーブル廻りで床座」「ダイニングテーブル席でお茶や読書」等々いろいろな暮らし方があると思いますが、それぞれに対応した設計案をご紹介します。
・大きなソファを置いて2人でごろ寝をするなら、巾2.4mのL型ソファがオススメ
・ソファを置かず、ラグやビーズクッション等で対応した場合は自由度が高い!
・和室をリビングとつなぐ…タタミが好きな人、床座の人にもオススメ。また将来、寝室として使うこともできます。
・リビングに3帖ぐらいのフリースペースを設ける…お子様の成長に合わせて使い方を変えることができます。
【快適性】
・光をたくさん採り入れたい、風通しを良くしたい
・きれいな景色や庭を見たいが、人の目線は入れたくない
・夏涼しく、冬暖かい環境がいい
・きれいに暮らしたい
■快適性を求めた際に問題となってくる点
・大きな窓は明るく風通しも良いが、視線が入るし、断熱性が劣る
・目線を遮るためには、塀やフェンス等の高さが1.8~2.0m必要
・きれいに暮らすには、掃除のしやすさや収納力が大切
■問題点を考慮した対応例
・富山県の寒さであれば、樹脂サッシを採用することで、大きな窓でも問題ないと思います。
・メインの庭を塀で囲うことで、人の目線を遮ることができ、カーテンを開けっ放しにできます。
・目線のカット、光の調整、プライベート性の確保は、カーテン・レースで!
・家の断熱性はどんどん高くなってきているので エアコンだけで大丈夫ですが、寒いのが苦手な方には床暖房がオススメ
・LDKには収納を適量配置…大きな本棚等の見せる収納やCL等の見せない収納を組み合わせて収納を確保
・きれいに暮らすために・・・最近はお掃除ロボを採用される方が多いです。採用を検討されているお客様には、設計段階でお掃除ロボの収納スペースを提案させていただいております。(CLの扉の下部を12㎝程空けて、お掃除ロボが入るスペースを確保する等)
このようにリビングの設計に際し、お客様の様々な要望に対して 私たちプランナーはいろいろなことを考えて設計をしております。永く快適に暮らしを楽しむために、お気に入りのリビングを作るお手伝いをさせていただければ嬉しく思います。
チューモクはお客様のご要望に合わせて様々なリビングのご提案をさせていただいております。
チューモクの家 施工事例は下記よりご覧いただけます。
https://www.chumoku-house.jp/works