blog ブログ

  • TOP
  • ブログ
  • 最近よく目にする、耳にする『インテリアスタイル』

最近よく目にする、耳にする『インテリアスタイル』

連日厳しい暑さが続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。コーディネーターの谷口です。

『インテリアスタイル』には、様々な種類があります。しかし、種類や特徴が分からず、お悩みの方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、最近よく目にしたり、耳にしたりする『インテリアスタイル』について具体的にご紹介します。

【ホテルライク】

 「まるでホテルのような」という意味。落ち着いた統一感のある空間、生活感のないお洒落な生活に憧れる方も多いのではないでしょうでしょうか。

~隠す収納~

扉付きの収納や生活感の出るものを壁の裏側に隠してしまう、置き家具は最小限に。そのためにも間取りの打合せ段階で収納の大きさをしっかり検討しておく必要があります。

~色はシックに、柄や素材は高級感のあるものを~

テレビの背面をタイル張りにしたり、思い切った色のアクセントクロスを取り入れたり、クロスや床材、インテリアに石目調、大理石調を取り入れるとホテルのような高級感のある空間にできます。床材は石目調のものでも、柔らかいクッションフロアーや本物より耐久性・機能性に優れたもの、床暖房対応のものなど様々な種類があるので、タイルの床の硬さや冷たさが心配、手を出しにくい印象を持たれていた方も採用しやすいと思います。

~ホテルライクな空間づくりには照明も重要~

柔らかな光の間接照明、スタンドライトやテーブルライトなどいくつかを組み合わせるのがおすすめです。ペンダントライトはモダンやシンプルなデザインで。照明の色は電球色にするとムーディーな雰囲気になりますが、寝室以外では電球色の照明だけだと暗いので、メインの照明は温白色にしたり、調光調色が可能な照明を選ぶと良いかもしれません。

~ホテルライクには決まったテイストがありません~

しかし、黒・グレー・ホワイトの無彩色で統一された空間のイメージがありませんか。最近では家電や生活雑貨も白、黒、グレーカラーが選べるようになってきていますが、特に黒いアイテムは重厚感やモダンさ、ラグジュアリーな印象を与えてくれるので、ホテルライクな家づくりには取り入れやすくおすすめなのです。また、キッチンやユニットバス、トイレなどの設備関係も各メーカーから黒やグレイッシュカラーのラインナップが増えています。真っ黒なキッチンやお風呂はかっこいいけど、実際どうなの…?と不安に思う方は是非、ショールームや見学会で実際に見てみることをおすすめします。

【ナチュラルモダン】

ナチュラルな自然素材とスタイリッシュなモダンアイテムといった、全く違うテイストをミックスさせたインテリアスタイル。違うテイストを融合させるため、難しいというイメージが強いナチュラルモダン。二つのテイストの割合やベースの色によって様々な印象になり、個性を出していけることが魅力です。

~ナチュラルな要素として~

無垢のフローリングや木製の家具がありますが、オーク、チェリー、ウォールナットなど材種によって色やイメージは大きく異なります。ナチュラルモダンでは、そこにホワイト、グレー、ブラウン、ブラックといったアースカラーを組み合わせることでモダンなアイテムを取り入れてもごちゃごちゃせず、落ち着いた空間を作ることができるのです。

~基本の家具は木製~

椅子の脚、家具や設備の取っ手にアイアンのものを選んだり、照明器具にスタイリッシュなデザインのものを取り入れるのがおすすめです。

~ファブリックや観葉植物で個性を出して~

観葉植物はインテリアのアクセントにもなり、部屋をリラックスできる空間にしてくれます。また、カーテンやラグをナチュラルな自然素材にすると落ち着いた空間に、色や柄のあるものを選べば一気にモダンやおしゃれな雰囲気になるので、好きな色やテイストで自分好みのアクセントを加えてみてもいいかもしれません。

【ジャパンディ】

和と北欧を組み合わせたインテリアスタイル。温かみを感じる素材と和モダンのアイテムでつくるシンプルで洗練された空間が、海外から注目を集めています。

~ナチュラルな素材木、土、石などをイメージさせるアースカラーやくすみカラーでまとめた柔らかい配色~

ベースクロスも真っ白よりグレーがかったものや生成り色、カーテンも壁に近い色で揃えるのがポイントです。取っ手などの金属部分はつやの少ないものを、真鍮もおすすめ。

~和の取り入れ方~

ジャパンディはベースの家具が北欧なので、和モダンに比べると洋風な印象になります。しかし、ローベッドや高さを抑えた家具、和紙素材の照明などを取り入れることで、ほんのりと和のテイストが感じられます。また、少量の黒をアクセントに取り入れると一気にお洒落な空間になります。

~ホテルライクに近い、生活感のないシンプルさ~

これもジャパンディの特徴です。小物を飾る際は余白や静かさを感じる、少し物足りないくらいに留めるのが◎。次に紹介する韓国インテリアよりも大人っぽく、落ち着いた雰囲気になります。

【韓国インテリア】

北欧、ナチュラル、ジャパンディにかわいらしさが合わさった、親しみやすく温かさの感じるインテリアスタイル。韓国ドラマやコスメ、グルメやファッションと同じように身近になってきた韓国インテリア。

~北欧スタイルの家具、木の素材やホワイトカラーをベースに~

ラウンドテーブルやぽってりとした丸みのあるソファなど、ジャパンディに通ずる曲線的な家具、ローベッドも特徴。

~ホワイト、グレー、グレージュ、ベージュといった淡色でまとまった空間 プラス~

くすみカラーをアクセントとして加えたり、ガラスのテーブルや大理石柄、つやのあるシルバーの取っ手を取り入れたりして抜け感を出すと韓国っぽさが出ます。

~ホテルライクに比べると、生活感を隠しきらない、どこか素朴で親しみやすさのある空間~

お気に入りの小物や雑貨は並べて飾って、見せる収納にするのもポイント。手に入りやすい小物や低価格帯のアイテムでコーディネートできるので、挑戦しやすいのも魅力です。

いかがですか?実現してみたいスタイルをイメージできましたか?

好みの『インテリアスタイル』で理想の空間になるようお手伝いさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。