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寝室・洋室の間取りを考える

 

こんにちは、設計積算課 プランナーの中田です。
この頃、設計をしていて感じることをお話しさせていただきます。

寝室や洋室の間取りに関しまして、以前は 2階に【寝室+ウォークインクローゼット】+【(洋室+クローゼット)×2室】が一般的でしたが、最近は 多様化するライフスタイルに合わせ、暮らしやすさを求め、また変化する家族構成にも対応する、様々パターンの間取りが採用されています。

少し事例を挙げますので、参考にしていただければと思います。
2階に【寝室】+【洋室×2室】+【共用ウォークインクローゼット】
《特徴》
・住宅の価格高騰が続いていますが、面積を絞ることで、建築費を抑えることができます。
・クローゼットの面積を絞ることで、広いLDKや充実した収納が実現します。
1階に【寝室】+【共用ウォークインクローゼット】/2階に【洋室×2室】
《特徴》
・将来を見据え 子供が独立した後は、夫婦二人 1階のみで生活できます。平屋住宅のように暮らすことができるということです。
・衣類等をしまう時の手間が少し省け、家事の時短に繋がります。また、外出前や帰宅後・入浴後の着替えがラクチンになるので、生活に係る一連の動きがスムーズになり、利便性もアップします。更に、家族全員分の衣類を一室にまとめることで、管理がしやすくなります。
【寝室】【洋室】【クローゼット】全て1階
《特徴》
・つまり平屋住宅ということです(^_^)
・平屋住宅は建築費が割高になりますが、階段スペースを省くことができますし、ワンフロアの効率的な動線となります。
・新築当初 リビング続きで配置した和室を、将来の家族構成の変化にあわせて洋室に改修することもできます。
その他
・生活リズムや快適に感じる温度が違う夫婦の場合、例えば夫の寝室3帖・妻の寝室3帖と小さめに別々に配置することで、夫婦それぞれが快適に暮らすことができます。
・洋室にロフトを作り、ロフト下にクローゼットを設置したり、机を配置することで、空間を有効に活用することができます。部屋にロフトがあるとおしゃれですし、ちょっとワクワクしませんか(^_^)
これらはほんの一例ですが、実際の事例も踏まえて間取りのパターンを挙げてみました。
予算や暮らしの快適性に繋がるとても大切な部分です。
新築の際は、ご家族でいろいろ話し合っていただければと思います。
また、私達プランナーにもどうぞお気軽にご相談してください。