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ジョリパット仕上げの黒い外壁

営業課の高田です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年が明けて早3週間が経ちました。年明けから割とお天気にも恵まれ、行動制限のない年末年始という事で、いろいろとお出かけされた方も多かったのではないでしょうか。雪の少ない冬は気候変動の影響を考えると少し怖い気もしますが、私たち建築業界にとっては現場がはかどる分、ありがたく感じますね。

弊社では2月から3月に内覧会開催を控えている現場が4棟ほどございます。今回はその内の1棟、2月11日(土)12日(日)に内覧会開催予定の高岡市の現場についてご紹介します。 

まず、目を引くのが黒い外観。「外観を黒にしたい。」というのがお施主様の一番のご希望でした。黒やグレーといったダークカラーの外観のお家は最近街中でも良く見かけますし、特に若い世代の方に人気の色味です。

外壁の種類は大きく分けて窯業系サイディングとガルバリウム鋼板、そして塗り壁などの種類がありますが、黒い外観の家でもおそらく一番多いのがガルバリウム鋼板を使用した家だと思います。ですが、今回の高岡市の現場は「ジョリパット」という塗材を使用しています。

「ジョリパット」を簡単にご紹介すると、塗料と砂をミックスした壁面仕上げ用の塗材です。豊富なカラーと仕上げパターンがあり、内装に使用することも可能です。

(内装に使用した施工例 パターン:校倉R)

(ジョリパット施工例 パターン:小粒ロックS ※今回の内覧会会場と同じパターン)

同じ色でも仕上げ方によってずいぶんと表情が異なりますので、自分好みの色とデザインを見つけるのが楽しい素材だと思います。性能面でも他の塗り壁材よりも高い耐久性を持っているのが特徴です。

また、サイディングのように継ぎ目が出ていないのが写真を見て分かると思います。サイディングやガルバリウム鋼板と比べるとコスト高にはなりますが、すっきりと美しく高級感が出るのが魅力です。

そして、今回は全面黒にせず、木目のサイディングを合わせることで優しい印象もプラスしました。

家づくりの際、外観の色のイメージはなんとなく持っていても、外壁の素材選びとなるとなかなか難しいものです。ぜひ完成内覧会へ足をお運びいただき、写真やカタログでは感じ取れない素材の質感をご覧いただきたいです。

現在は内装工事が終わり、器具の取付けを行っている状況です。完成まであと少し。次回は内部についてご紹介します。